【仕事と趣味の両立も可能】タイのコールセンターを徹底解説!

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  • 2024年3月6日

こんにちは!

今回から全3回にわたり、コールセンターに関する連載をお届けします。

第2回記事(Adecco登録者限定配信)
【タイで働きたい方に!】キャリアアップ3年プラン
→お問合せ先:Support.jp@adecco.com


第3回記事はこちら 
【オペレーターってどんな感じ?】トランスコスモス(タイ)で働いている方にインタビュー

 

 

記念すべきコールセンター連載第1回目の今回は、

「タイのコールセンター」について徹底解説!
 
  
 
をお届けいたします。



タイのコールセンターについて知りたいという方だけではなく、  

  タイでの生活と仕事のどちらも楽しみたい
  
海外でも安心して仕事がしたい

 
と考えている方にもオススメの内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!








1.コールセンターでのお仕事 


基本的には日本のコールセンターと同じで、以下のような仕事を行います。


お客様からの電話に対応する(インバウンド)
 ex) お問い合わせへの対応、受注受付

お客様に自ら電話を掛ける(アウトバウンド)
 ex) 電話営業、アンケート調査

データ入力
 ex) 金融関係、テキスト入力業務など

※上記の例以外にも様々なプロジェクトがございます。

   

日本人からの電話に対応するプロジェクトの場合は、語学は日本語のみでOK
経歴不問
のところも多いため、コールセンターに関わる経験がなくとも働くことが出来ます。
 


また電話が苦手だという方には、データ入力がメインの部署もあります。


企業ごとに3~7個程度部署があるため、最終的な配属先は不確定な部分もありますが、
配属先の希望を企業側に伝えることもできますし、仕事内容も含め、利用者様に適した部署に配属されるよう弊社のコンサルタントが面接対策などのサポートをすることも可能です。

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2.勤務時間 

 
シフト制 or 固定制、平日のみでOKなところなど、会社によって様々に異なります。

そのため、比較しやすいよう表にまとめました。

 

勤務形態

勤務時間

休日

A社

シフト制

日勤:7:00~19:00の間で実働8時間
夜勤:18:00~7:00
※応募時に日勤/夜勤選択可能

日勤:週休2
(休日数は日本のカレンダーに従う)
夜勤:3
連勤4連休

B社

シフト制

7:00~19:00の間で実働8時間

2~3日程度
(配属先次第でシフト制or固定休)

C社

シフト制

7:00~21:15の間で実働8時間

完全週休日制

 ( 提供元:AdeccoBPO専属コンサル、2024年3月6日 ) 
 ( ※配属部署によっては固定制の場合もアリ)

 
上の表を参照すると、
例えばA社の夜勤勤務で働いた場合、シフトの調節次第では長期休暇を作ることも出来ます。
そのため好きな時に旅行に行くことや、タイ語や英語等の語学勉強と仕事を両立させることが可能!

またA・B・C社ともに、
7:00に出勤した場合16:00には退勤可能なため、ご自身にとって有意義な時間を過ごすことが出来ます。



このように勤務形態や勤務時間は、ご自身がタイでどのように過ごしたいかに大きく関係するため、非常に重要となります。

そのため検討される際はしっかりと確認することをオススメしますし、より詳しく知りたい方はぜひ当社にお問合せください。

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3.給料

 
コールセンターはBOI企業(※)として認定されているため、基本給は30,000THB~となる場合が多いです。

しかし出勤時間を長くしたり、インセンティブ・昇給手当などを含めたりするともっと多く得ることも可能となります。

 (※) BOI企業とは 
タイ投資委員会(Board of Investment)の略で、この組織の認可を受けた企業は法人税の免税など、各種優遇制度を受けることが出来る組織

    


想像しやすいように、月収例を書いてみました。

● 時給200THB~の場合
 ※6ヵ月後昇給あり(6ヵ月毎の評価実績に変動)
 ※業績・実績によりインセンティブ(試用期間終了後)

 
月160時間(例:1日8時間×20日)
 時給(200THB~)+評価給+インセンティブ 
  →32,000THB~47,400THB程度(134,080~198,606円程度)


月190時間(例:1日9.5時間×20日)

 時給(200THB~)+評価給+インセンティブ 
  →38,400THB~56,680THB程度(160,896~237,498円程度)

 ※1THB=4.19円で計算(2024年3月6日) 


働く時間数やインセンティブにより多少のばらつきはありますが、頑張り次第では50,000THB以上を得ることも可能であることが分かります。ちなみに実際に50,000THB以上を得ることが出来る働き方の1つには、通常以上に複数のプロジェクトに参加するというものが挙げられます。


基本給設定の企業の場合でも、年に数回の査定で昇給する機会が与えられているため、少しずつアップしていくことも可能です。

評価給があることにより、
適度な緊張感を持ちながら、自分なりの目標を定めて働くことが出来そうですね。



また企業によっては、賞与とは別に勤続年数に応じたボーナスが設定されていることもあります。

長く働けば働くほどボーナスも増えていくため、長期間タイで働きたいと思っている方にはピッタリではないでしょうか。 

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4.福利厚生

 
タイのコールセンターでは、他の職業と比べて福利厚生が充実している企業が多いのが特徴です。

分かりやすいように、よく見かける一般的な福利厚生(営業職)とコールセンターの福利厚生を比較してみました。

 

 一般的な会社(営業職) /コールセンターA社/ コールセンターB社の比較

 

一般的

A

B

民間保険

社会保険

VISA発行

労働許可証の支給 

通勤(交通費)手当

×

住居手当・家賃補助

×


(物件探しのサポート)


(1年目のみ)

通信手当

×

×

×

健康診断

プロビデントファンド

×

×

×

インセンティブ制度

タイ語無料教室

×


(週1回/無料)

タイ式マッサージ

×


(週1回/無料)

×

(提供元:AdeccoBPO専属コンサルより、2024年2月21日)

一般的な企業の福利厚生は、必要最低限しか用意しないため少し寂しく感じます。


一方コールセンターでの福利厚生は、一般的にあるものに加えて独自性があるものが加えられているという印象を受けます。
特にタイ語教室やタイ式マッサージは、これまで色々な会社の福利厚生を見てきましたが、
コールセンターでしか見たことがないほどの本当に珍しいものです。


通常に行おうと思ったらかなりお金がかかってしまうことが、無料&社内にあるというのは非常に嬉しいポイント。


またタイ語も習得出来れば交友関係も広げることが出来ますし、会話をすることが出来るということは、生活する上でも安心材料になるのではないでしょうか。

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5.まとめ 


以上「タイのコールセンターについて徹底解説!」でした。


最初はしんどいだけなのかと思っていましたが、手厚い福利厚生があったり、仕事のやり方で次第で趣味と両立することが出来たりするなど、非常に魅力的なお仕事だと感じました。


また今回はコールセンターと一括りにご紹介しましたが、会社ごとに少しずつ違いがあるため、自分に合う企業を知りたいという方はぜひAdeccoにお問い合わせください。
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 日本人担当者の連絡先
 Email:Support.jp@adecco.com
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ではまた次回お会いしましょう~!

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